記憶の汀

~大学職員が綴るとりとめのない日々のこと~

文学

立子へ-虚子より娘への言葉-

みなさんこんばんは。 俳句と短歌の間を行ったり来たりしている双海です 笑 9月ももう中旬なのですね。 いま、岩波文庫の『立子抄』を再読しています。 この本は、俳人 高浜虚子が次女である立子(たつこ)の主宰する俳句雑誌『玉藻』に寄せた文章を集めたも…

萩の花咲くころ

みなさん、こんばんは。 9月に入りましたね。 秋はいろいろな草花が可憐な花を咲かせる季節です。 私たちも高い所からではなく、花一輪一輪の目線に立って親しみたいものです。 ここでは私の好きな萩について、俳句をいくつか交えながら秋の文学散歩と参りま…

「息が足りないこの世の息が」

皆さま、こんにちは。 もうじき9月になりますね。 先日、永田和宏著『歌に私は泣くだらう 妻・河野裕子 闘病の十年』(新潮文庫・2012年)を読みました。 以前単行本で読んでいたので、今回は再読になります。 著者の永田さんは歌人にして細胞生物学者(大学…

「ぼくは詩を捨ててあなたにくちづけするだろう」(谷川俊太郎)

皆さま、こんばんは。 じめじめした日が続いていますね。いかがお過ごしでしょうか。 昨日は職場の湿度が90%に達していました・・・! これでは頭の中にもカビが生えそうです・・・。 カビと言えば・・・ 私が愛用している水原秋櫻子の編になる『俳句小歳時…

筆写に思う

皆さま、こんばんは。 先日、公共図書館へ司書関連の参考文献を借りに行ったのですが、 そのときに本居宣長に関する本が目に留まったので併せて借りました。 吉田悦之著『日本人のこころの言葉 本居宣長』(創元社・2015年)という本です。 本稿は、本書を読…

平易なことばに溢れる詩情

皆さま、こんばんは。 こちらは先ほどから小雨です。 さて、昨日は品川まで出張に行って参りました。 進研アド主催の「Betweenセミナー」です。 テーマは、大学改革期を走りきる学生募集の中期戦略~心を掴む情報開示で大学のブランディングを~ でした。 そ…

神奈川近代文学館の思い出

先週、久々に訪れた神奈川近代文学館は私にとって思い入れのある文学館です。 と言うのも・・・学生時代に、武者小路実篤が開設した「新しき村」を卒論テーマとしていました。 同館には「新しき村通信」等の貴重な一次資料が保存されており、複写のために通…

企画展 没後20年 江藤淳展 @神奈川近代文学館

企画展 没後20年 江藤淳展 @神奈川近代文学館