記憶の汀

~大学図書館司書のとりとめのない日々のこと~

司書:レポート・科目終末試験・成績のこと〔司書2〕

みなさんこんにちは。

 

これから司書の通信課程を考えている方にちょっとした情報を・・・。

私も受講前にいろいろネットで情報収集をしたので、その恩返し(?)を。

単位取得について私が受講した近畿大学の例です。

 

1つの科目の単位を取得する基本的な流れは以下の通りです。

0.計画を立てる

1.テキストの熟読

2.レポートの提出&合格

3.科目終末試験の受験&合格

 

なお、レポートは一度提出してあれば、合格をいただいていなくても科目終末試験を受験することができます。(もちろん、単位取得にはレポートと科目終末試験の両方の合格が必要になります)

 

0.計画を立てる

生業を持たない大学生はいざ知らず、社会人は仕事や家事でなかなか忙しいものです。

だからこそ、勉強の見通しをつけることは大切でしょう。

とくに近大司書課程では、科目終末試験の受験申込期間などがきっちりと決まっているため、受験の機会を逸することなく効率的・戦略的に学習を進めていくことが必要です。(1年間で無事に修了するためにも・・・)

 

私は勉強を始める前にエクセルでさくっと全体のスケジュールを作りました。こうして可視化しておくと勉強の進捗具合が一目でわかりますね。

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全体の勉強スケジュール

 ※似た科目がいくつかあって入力するのが面倒だったので、VLOOKUPを使いましたが”該当なし”の欄はエラーが出たまま 笑・・・あくまでも自分用スケジュールなのであまり手の込んだことはする必要はないですよね。

 

1.テキストの熟読

司書の受講開始とともに大学からテキストが送付されます。履修登録したすべての科目が届いたのでずっしり・・・!

私は読みながら本質的なことが書いてある箇所に蛍光ペンでラインを引いていきました。

難易度やページ数にもよりますが、私の場合はだいたい2,3日で読み終えていたかなと思います。

 

2.レポートの提出&合格

テキストを読了したら、次はレポートの作成です。レポートは科目ごとにあらかじめ設題が決まっています。

テキスト以外にも参考文献が必要になるので入手して読みます。私は近隣の図書館で借りることが多かったですね。

レポートの作成のコツは、設題の意図をしっかりと汲み取ること。この一事に尽きるでしょう。

 

3.科目終末試験の受験&合格

レポートを提出すると、その科目の科目終末試験を申し込むことができます。

申込期間があらかじめ設定されているので、それまでにレポートの提出を済ませることが大事です(それがなかなか難しかったり・・・)

 

試験は試験会場に行って受験するものと、自宅のWeb受験の2パターンあります。

私はすべてWebで受験しました。

試験会場で受験する場合は、テキストとともに送付された問題集の中から出題されます。ですから、事前に自分で答えを作って暗記して試験に臨むことになるでしょう。

Webの場合は手元にテキスト等を置いて参照しながら解答できますが、どのような問題が出題されるのかは事前にはわかりません。(問題集の設問がそのまま出題されることはほぼないようです)

 

・・・いろいろ書きましたが、受講を開始したらぱっと見て自分にとっていちばん親しみやすいような科目から始められるのがよいでしょう。私は歴史が好きなので「図書・図書館史」からスタートしました。

 みなさまの健闘を祈念しております。