記憶の汀

~大学図書館司書のとりとめのない日々のこと~

勉強について

皆さまこんばんは。

先ほどから雨が降り始めました。大粒の雨です。

 

勉強って何でしょう。なぜ勉強をするのか?思いついたことを記してみたいと思います。

とりあえず・・・想像しやすいように受験勉強で話を進めてみます。

 

私自身、受験勉強をがんばって良かったなと思うことはいくつかあります。

1)入試に合格するという成功体験を得たこと(不合格もあったけれど・・・)

→勉強をあまりやらずに合格するよりも、努力した結果合格できたほうが長期的な視点で考えるとプラスの効果が高いと思う。要するに、努力→成功というストーリーを体感したかどうかがポイント。どうせ受験するならばその機会を利用して成功体験をしてみては。努力の価値を知っていると、勉強に限らず、いろいろな物事に対して努力を惜しまないマインドになるのかも。私は自分を凡人だと思っているから、凡人の武器は愚直な努力だと心得ています(笑)

 

2)自分にとって最良の勉強方法を見つけたこと

→勉強は受験で終わるのではなく、学校であれば入学してからが本当の勉強。また、効率的な勉強法を習得していれば、社会人になってから勉強をする際にもアドバンテージになる。(そもそも、社会人で勉強する習慣のある日本人はそれほど多くないのでは?と思うので、勉強をするだけで一歩先に進んでいることになるのかも)たとえば、暗記の方法(インプットとアウトプットの比率、復習のタイミング等)とか小論文を書くポイント(着想から執筆までのプロセス等)とか。勉強をしている中で発見することってありますよね。

 

3)将来の自分の可能性が広がる

いささか逆説的ですが、将来自分がやりたいことが見つからず、勉強どころではないと思っている人(中高生など)ほど勉強をした方がいいと思う。なぜならば、いざやりたいことが見つかった時に自分がそれをできない状況にあったら、それは本当に残念だから。時間は巻き戻せないし。勉強は将来の自分への先行投資。ゼロリスク・ハイリターン。勉強するだけで自分の可能性が広がるんだったらやらなきゃもったいない(笑)

 

※私が受験勉強をしていた頃は、現在のようにスマホ全盛期ではなかったし、SNSもそれほど流行っていなかった。今思えばこれはありがたかった。その点、今の受験生は大変なのかな。私も社会人になってから勉強をするときには、スマホやPCは触らないし視界に入れないようにしています。これも勉強のコツなのかな。