記憶の汀

~大学図書館司書のとりとめのない日々のこと~

”やるべきこと”よりも”やらなくていいこと”を決める

皆さまこんばんは、双海です。

 

11月になりました。霜月です。

だんだんと寒さも本格的になってきましたね。

 

人生の時間(寿命)は有限。今日1日も有限。当たり前だけど。

やるべきことを探すこと以上に、やらなくていいことを明確にしておく方がよいのかもしれませんね。

 

たとえば、私はテレビを持っていないので、テレビを見るという行為は”やらなくていいこと”に含まれます。

テレビという情報媒体は、視聴する時間の割には得られるものが少ない気がします。とくに漫然とだらだら見ている時。生産性ゼロ。

ニュースはネットで自分が必要なものをチェックすればOKでしょう。私にとって芸能人の不倫話やスポーツの動向などは不要な情報です。そういうものに脳のリソースを割きたくないと思います。

 

それから、SNSの類。どんどん新しい種類のものが出てきますね。

自分なりの明確な目的があって使用するのならまだしも、暇つぶしに・なんとなく・周りの人が使っているから等の理由で使うのは危険かも。私は自分の目的に合致しないものは一切使っていません。

SNSは無料で使えるけれど、自分がSNSを使っているときに流れる時間には、お金では換算不能な大きな価値があります。

 

それから、SNSは基本的に自分の良い面しか載せないので、そこに出てくる人・モノはみんな輝いています。人間は比較する動物ですから、SNSを見て自分と他者を絶えず比較することになります。想像しただけで疲れそうです。自己肯定感も下がりそう。他者の評価に自分の幸福を任せてはダメです。自分の幸福は自分の心が決めるのだと思います。

 

やらなくていいことを明らかにすると、自分が最も注力すべき事柄が自ずと見えてきますね。