記憶の汀

~大学図書館司書のとりとめのない日々のこと~

2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

明日から

みなさんこんにちは。 明日から新しい職場です。 新しい業務、新しい環境、新しい人間関係・・・。 とくに初めの数カ月間は仕事を最優先で生活したいと思います。 3月のこの1か月の間、休暇だったので引っ越しもスムーズに進めることができました。 また、短…

「さよならは仮のことば」

みなさんこんにちは。 今月、新鋭短歌シリーズの歌集を渉猟し終えて、谷川俊太郎さんの詩集を片っ端から借りてきて読んでいました。 膨大な量の著作があるのですね。 「何もかも捨てて/私は私だけになりたい/すごく寂しいだろう/心と体は捨てられないから」 …

「前(さき)の世に出逢ひてゐたるあかしかと思ひぬ なにか君が懐かし」(笹井宏之)

みなさんこんばんは。 春めいてきましたね。 図書案で本を返した帰り道、小学校跡に木蓮が咲いていました。 写真を撮っている人がいました。買い物の帰りだが、あまりにきれいに咲いているので写真を撮りたくなったと話してくれました。 その気持ち、よくわ…

新鋭短歌シリーズ:蒼い世界を覗いてみよう

みなさんこんばんは。 引っ越してきた近所に区立図書館があります。 詩歌の棚が充実していて嬉しい限り。ありがたいなぁ。 書肆侃侃房さんが出版している新鋭短歌シリーズを借りて読んでいました。 歌集は1冊1冊の価格がわりと高額なので、借りられる機会を…

その時にしか作ることのできない作品がある

みなさまこんにちは。 細々と俳句・短歌を作っています。 いちおう結社に所属していますが、なかなか句会や歌会には参加できていません。 過去に作った作品を眺めると懐かしい気持ちになります。 「壜詰めのサヨナラ夏の海に投ぐ」 2018年のお~いお茶の俳句…

『知音』2022年3月号から

みなさまこんにちは。 明日は公共図書館の利用者登録に行ってこようと思います。 新鋭短歌シリーズを借りてきたいな。 今日は久々に俳誌『知音』から。 加湿器や夜の数式は詩のごとく(小山良枝) 柚子湯出てこの世ほのぼの妻のあり(櫻井宏平) もう少し話…

L.V. ベートーヴェン『音楽ノート』

みなさまこんにちは。 だんだんと暖かくなってきましたね。 引っ越し前、通勤途中にある木蓮(もくれん)のつぼみがふくらんできていました。 毎年見ていましたが、今年も3月下旬ころに白くてやさしい花が咲くでしょう。 むらさき色の花を咲かせる紫木蓮(し…

ちいさな書店

みなさんこんばんは。 今日は夕方、歩いて買いに行ける距離に書店があったので覗いてみました。 個人のちいさな書店です。おじいさんが店主のようです。 利便性という観点からは、何でも揃う大型書店やネット通販がいいんだろうけど、こういうこじんまりとし…

引っ越しを終えて・・・

みなさまこんばんは。 昨日、引っ越しをしました。 移動でくたびれていましたが、昨日のうちに荷解きを終えられたのは◎でした。 今日は旧居の退去立ち合い、転出届と転入届、マイナンバーカードの住所変更などをしてきました。 立ち合い時、業者さんが室内の…