記憶の汀

~大学図書館司書のとりとめのない日々のこと~

ちいさな書店

みなさんこんばんは。

今日は夕方、歩いて買いに行ける距離に書店があったので覗いてみました。

個人のちいさな書店です。おじいさんが店主のようです。

利便性という観点からは、何でも揃う大型書店やネット通販がいいんだろうけど、こういうこじんまりとしたお店も好きです。

私が店内にいる20分くらいの間に、数名のお客さんが雑誌を買っていきました。

 

今日は2冊買いました。本を買うのは約3か月ぶり。たまにはいいね。

長田弘『一日の終わりの詩集』

松浦弥太郎『新100のきほん』

 

先ほどから詩集を読んでいます。100ページにも満たない小さな本です。

この詩集、なかなかいい。余白に添えられた挿絵もいい。

ひとりの時間にはこういう詩集はもってこいです。

 

「黙る。そして、静けさを集める。/こころの籠を、静けさで一杯にする。/そうやって、時間をきれいにする。」

 

「この世には、独りでいることができて、/初めてできることがある。ひとは/祈ることができるのだ。」

 

「こんにちは、と言う。ありがとう、と言う。/結局、人生で言えることはそれだけだ。」