記憶の汀

~大学図書館司書のとりとめのない日々のこと~

2019-01-01から1年間の記事一覧

司書:レポート・科目終末試験・成績のこと〔司書2〕

みなさんこんにちは。 これから司書の通信課程を考えている方にちょっとした情報を・・・。 私も受講前にいろいろネットで情報収集をしたので、その恩返し(?)を。 単位取得について私が受講した近畿大学の例です。 1つの科目の単位を取得する基本的な流れ…

音楽と私と

みなさんこんばんは。 今日は壮大なタイトルですが、例の如くこじんまりとしたお話をしたいと思います笑 私はクラシック音楽が好きです。今夜もピアノ曲、カッチーニのアヴェ・マリアを聴いております。 この曲は、はじめて聴いたときに涙ぐんだものです。い…

立子へ-虚子より娘への言葉-

みなさんこんばんは。 俳句と短歌の間を行ったり来たりしている双海です 笑 9月ももう中旬なのですね。 いま、岩波文庫の『立子抄』を再読しています。 この本は、俳人 高浜虚子が次女である立子(たつこ)の主宰する俳句雑誌『玉藻』に寄せた文章を集めたも…

司書課程を修了しました〔司書1〕

みなさんこんにちは。 少しずつ秋めいてきましたね。 さて、去年の12月から司書の勉強をしています。 このたび無事に修了することができたので、少しばかり備忘録を残しておこうと思います。 司書資格を取ろう!と思い立ったのが出願締め切り間際で、たしか…

萩の花咲くころ

みなさん、こんばんは。 9月に入りましたね。 秋はいろいろな草花が可憐な花を咲かせる季節です。 私たちも高い所からではなく、花一輪一輪の目線に立って親しみたいものです。 ここでは私の好きな萩について、俳句をいくつか交えながら秋の文学散歩と参りま…

「息が足りないこの世の息が」

皆さま、こんにちは。 もうじき9月になりますね。 先日、永田和宏著『歌に私は泣くだらう 妻・河野裕子 闘病の十年』(新潮文庫・2012年)を読みました。 以前単行本で読んでいたので、今回は再読になります。 著者の永田さんは歌人にして細胞生物学者(大学…

「ぼくは詩を捨ててあなたにくちづけするだろう」(谷川俊太郎)

皆さま、こんばんは。 じめじめした日が続いていますね。いかがお過ごしでしょうか。 昨日は職場の湿度が90%に達していました・・・! これでは頭の中にもカビが生えそうです・・・。 カビと言えば・・・ 私が愛用している水原秋櫻子の編になる『俳句小歳時…

筆写に思う

皆さま、こんばんは。 先日、公共図書館へ司書関連の参考文献を借りに行ったのですが、 そのときに本居宣長に関する本が目に留まったので併せて借りました。 吉田悦之著『日本人のこころの言葉 本居宣長』(創元社・2015年)という本です。 本稿は、本書を読…

平易なことばに溢れる詩情

皆さま、こんばんは。 こちらは先ほどから小雨です。 さて、昨日は品川まで出張に行って参りました。 進研アド主催の「Betweenセミナー」です。 テーマは、大学改革期を走りきる学生募集の中期戦略~心を掴む情報開示で大学のブランディングを~ でした。 そ…

神奈川近代文学館の思い出

先週、久々に訪れた神奈川近代文学館は私にとって思い入れのある文学館です。 と言うのも・・・学生時代に、武者小路実篤が開設した「新しき村」を卒論テーマとしていました。 同館には「新しき村通信」等の貴重な一次資料が保存されており、複写のために通…

企画展 没後20年 江藤淳展 @神奈川近代文学館

企画展 没後20年 江藤淳展 @神奈川近代文学館

はじめまして&お久しぶりです

みなさま、はじめまして。双海(ふたみ)と申します。 2013年から某ブログサイトで記事を書いていましたが、このたび「はてなブログ」へ引っ越しをしました。 初めましての方・旧ブログからお付き合いのある方、今後ともよろしくお願いいたします。