記憶の汀

~大学図書館司書のとりとめのない日々のこと~

2021-01-01から1年間の記事一覧

大晦日に

みなさんこんにちは。 大晦日です。風が出ていますが天気はいいです。 先日、ブログのプロフィール欄に旧ブログ(アメーバブログ)のリンクを貼りました。 <私のブログの記録> アメーバブログ:2013年5月~2019年6月。173記事。 はてなブログ:2019年6月~…

古書整理日和

みなさんこんにちは。 今日は昨日に続き古書の整理をしていました。 ここ3年くらい、帰省するたびに本を売っていたので残り少なくなっています。 昨日はISBNがついている比較的新しい本をまとめて売りました。箱に入っていたり、大型本だったり。80冊くらい…

ふるさと納税・積み立てNISA

みなさんこんばんは。 今日はふるさと納税と積み立てNISAについて備忘録です。 まず、ふるさと納税について。 今年は浜松餃子84個、富士山の水500㎖96本、エリエールのBOXティッシュ50箱、などたくさんの返礼品をいただきました。 第71回 ふるさと…

入浴で元気に

みなさまこんばんは。 風が吹くと寒くて冷気が肌に痛いです。 夏頃に体調を崩してから、できるだけ毎日入浴するようにしています。 それまではシャワーだけで済ませていたのですが。 職場の人にも、下手なマッサージに行くくらいなら湯船に浸かったほうがよ…

片付け

おはようございます。 朝のブログ更新は珍しい気がします。 今日はこれから在宅勤務をします。 ちょうど雨だから通勤の鬱陶しさから解放されるのは嬉しい。 昨夜22時からクローゼットと押し入れの片づけをしました。 着ていないジャケットとか使わないハンガ…

明治のひかり

こんばんは。早いもので今年も師走に入りました。 今日は朝9時、原宿駅に到着して二人で明治神宮へ参拝してきました。 おそらく1年ぶりの参拝になるかと思います。 原宿駅は新舎になってから改札周辺が広くて快適です。 今日は天気も良かったので参拝後、奥…

エリカ

みなさんこんばんは。 ここ2か月ほど創作活動から遠ざかっていました。 一度離れてしまうと戻ってくるのがなかなか大変。 感覚を取り戻そうと思い、手元にある歌集を繙くと・・・ 言葉にはならぬ思いを日々こぼすエリカ小さき花を落として(俵万智) エリカ…

新しいPC

皆さんこんばんは。 前回の記事でPCの不調が・・・と書きましたが、本日新しいPCが届きました。 MicrosoftのSurface Laptop 4にしました。 異音もないし、軽くてスタイリッシュで良いですね。 久々に大きな買い物となりました。 長く大切に使いたいと思いま…

PCの調子

皆さんこんばんは。 今日はぐっと冷え込みましたね。北海道では初雪だとか。厚めの布団を出してきました。 ここ最近ずっとノートPCの調子が悪いです。異音というか、冷却ファン?のブオォォォォー!という音が断続的に出ています。 普段はうるさいなぁ、くら…

10月10日

皆さんこんにちは。 早いものでもう10月になってしましました。 今年のカレンダーも残り少ないですね。 いま仕事は繁忙期。そこにプライベートでもやるべきことがてんこ盛り。 そんなこんなで記事を書くのもすっかりご無沙汰していました。 そういえば最近、…

『知音』2021年7月号から

みなさまこんにちは。 遅ればせながら7月号を。 短いのに詩情が宿っている俳句ってすごい。 もちろんその思いを汲み取る読者の力量も試されているんだろうけど。 私にはまだわからないことばかりだ。 今回は春の季語、桜草(さくらそう)の句が多かった。 ち…

まあいいや、だいたいで

まあいいや、だいたいで―――最近いつもそう思っている。 7月下旬に体調不良になってから、仕事への向き合い方を意識的に変えてきた。 自分の身体を壊してまで仕事をすることはない。 身体が壊れてしまっても、だれも褒めてはくれないのだから(笑) 自己犠牲ば…

デジタル・デトックスっていうのかな

こんばんは。久々の投稿です。 皆さんお元気ですか?夏バテ、していませんか? 今日はデジタル・デトックスのお話です。 夕方、机の上に常設していたノートPCをたたんで本棚に収納しました。これで机の上にはBOXティッシュしか載っていません。これが実にス…

『塔』2021年6月号から②「大切なことは言葉にせぬままに」

みなさまこんにちは。 そろそろ夏休みの予定を考える頃でしょうか。 6月号の続きです。 朧月ひとつの季節を終わらせて静かな春を見おろしている(北山順子) >こういう擬人法って素敵だなぁ。朧月の薄絹に隔てられたような柔らかな感じが上手く出ていると思…

『塔』2021年6月号から①「誰か呼びゐし気配のありて」

みなさまこんにちは。 『塔』6月号、ずいぶん前に読み終えていたのですがようやく記事にできました。 望みなど何にもないと思う日に藪蔭に咲く紫すみれ(稲垣保子) >草花を見ることで希望や勇気をもらうことがある。一生懸命に生きているのは人間だけでは…

カッチーニのアヴェ・マリア

みなさまこんばんは。 最近、気圧のせいかずっと頭が痛い状態が続いています。 それほど酷くはないのですが。 ↓学生時代からこちらの方のピアノ演奏を時折聴いています。 今年、音大のピアノ科に入学されたそうです。 これからのますますのご活躍を心より祈…

『塔』2021年5月号から②「さよならのために準備は怠らない」

みなさまこんにちは。 5月号の後半に参ります。 ワークライフバランスに遠く働けば独身?などと囁かれおり(大引幾子) >いろいろな個人・家族のかたちがある。結婚するもよし、しないもよし。仕事に重きを置くのもよし、家庭を重視するのもよし。善悪の問…

『塔』2021年5月号から①「桜貝拾ひゐるうち寂しくなりぬ」

みなさまこんにちは。 6月。そういえば今年も折り返し地点なのですね。 だんだんと暑くなってきました。 例年のことながら湿度が鬱陶しいですね・・・。 じめじめしているところにマスク、これかなりしんどいです。 今回の記事は5月号ですが、本日『塔』の6…

『知音』2021年6月号から

みなさまこんにちは。 今日は俳句誌『知音』の6月号からさくっと好きな句を。 早春の光を廻す水車かな(西山よしかず) >鮮やかな景が浮かびます。お手本のような句だと感じました。好きだなぁ。こういう句を作れるレベルになるにはどれほどの修練が要るの…

『塔』2021年4月号から②「ただそこに冬のひかりのある窓辺」

皆さまこんばんは。 今日は雨風が強い1日でした。 前回に引き続き、4月号です。 私の文章は、いわゆる「評」ではなくて、ただの感想なのだけれど、人様の歌を読んで感じたことをその歌とともにメモしておきたいという思いからここに書き記しています。 好き…

『塔』2021年4月号から①「生きるちからを充たすその文字」

みなさまご無沙汰しております。 気が付いたらもう5月もおしまいですね。 遅ればせながら4月号についてメモしておこうと思います。 本棚の本の背表紙わたくしの生きるちからを充たすその文字(苅谷君代) >こういう本がある人はしあわせだ。たしか、明治大…

『知音』2021年3月号から

みなさまこんばんは。 早いもので気が付けば3月もおしまいです。 取り急ぎメモしておきます。 掌にぬくめてホットレモンの香(吉田しづ子) 話すことなくても愉し暖炉燃ゆ(前田星子) 教室の隅の一人の日向ぼこ(小倉京佳) 行く年や流れゆくもの見つめゐて…

『鷹』2021年3月号から

みなさまこんにちは。 この前、寒暖差アレルギーという言葉を知りました。 気温の大きな変化による自律神経の乱れが原因のようです。 さて、今月も鷹誌から素敵な句をメモしていきたいと思います。 水底に薄日の届く冬至かな(宮本素子) 幸せになりたく日記…

『塔』2021年2月号から

こんにちは。近所の梅が花開いています。 もうそこまで春が来ているのですね。 ゆるやかに何かが漏れてゆくらしき君の言葉を我は繕ふ(尾形 貢) 無防備にからだあづけてくる秋の重みをしんと受けとめてゐる(澄田広枝) >一読、不思議な魅力に満ちた歌たち…

『鷹』2021年2月号から

みなさまこんにちは。 今日はあたたかく、洗濯物もよく乾きそうな日です。 鷹誌から忘れたくない句をメモさせていただきます。 アルバムとだまつて話す小春かな(遠藤篁芽) 石段の先は青空七五三(喜納とし子) 地震くればいちころの街寒月下(加藤静夫) …

『知音』2021年2月号から

みなさまこんにちは。 日中はあたたかい日も増えてきたように思いますがいかがお過ごしでしょうか。 先月に引き続き、今月も諸先輩方の俳句に触れてみようと思います。 をとめらのいま美しき夏の川 あの日より日記が途絶へ夏の川(原 川雀) >青春と夏の川…

鷹(俳句)

こんにちは、双海です。 今日は鷹俳句会の『鷹』を読んでの記事です。 こちらも作者名はメモがなく、わからず・・・。 共感する句、ユーモアあふれる句、発想に驚くような句。 クロッカスさみしさに音なかりけり 昼顔の駅に線路の終りけり たんぽぽの絮それ…

知音(俳句)

みなさまこんにちは、双海です。 今日は知音俳句会の『知音』で読んだ忘れたくない句をメモしていきます。 なお、作者は手元に控えていなかったのでわかりません(涙) では、諸先輩方に敬意を表して・・・。 素通りの人を見てゐる寒さかな 冬ぬくしワインの…

『知音』2021年1月号から

みなさんこんにちは、双海です。 今日は知音俳句会の『知音』2021年1月号を散策してみたいと思います。 作者名は敬称略で失礼します。 露草の瑠璃を深めて通り雨(大野まりな) >夜明けとともに花開き、昼にはしぼんでしまう露草。 その短命な様が名前の由…

『塔』2021年1月号から

こんにちは、双海です。 皆さま今年もよろしくお願いいたします。 さて、今日は塔短歌会の『塔』1月号から。 これ、初の試み。祝日で早起きして時間があるからね(笑) 作者名は敬称略で失礼します。 クレマチス返り咲きおり秋雨の朝〔あした〕むらさき色を深…