記憶の汀

~大学図書館司書のとりとめのない日々のこと~

歳時記をひらけば二月は春とあり

みなさまこんばんは。

もうすぐ2月もおしまいですね。

 

歳時記をひらけば二月は春とあり季節はいつも二歩先をゆく(『塔』2021年5月掲載歌)

以前、こんな歌を詠んだことがありました。

立春を迎えてもまだまだ寒いのですが、「二月」という言葉そのものは春の季語になっています。

言葉が私たちの感覚よりも少し季節を先取りしていると捉えてみました。

暦っておもしろいですね。

 

次は「三月」が入った歌を作ってみよう。

四月、五月・・・と毎月作っていったらおもしろそうです。

こういう企画は作歌の動機付けにもなってちょうどいい気がします。